【和歌山】(後半)2019年のラストライド、帰省に付き合うとかいうレベルではない白浜行き【198km】

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※お知らせ

この記事は、2019年12月29日に実施した白浜行きライドの後半部分について記したものである。

前半部分の記事はこちら。

廻鮮心鮨にて海沿いの街における寿司のレベルを検証

田辺市に入り、見る間に住宅地やお店の数が増えてゆく。海沿いののんびりとした街並みに観光地のような雰囲気が混ざり合い、御坊市とはまた違う印象を受ける。

R42沿いを走っていると、田辺市がただの通過点のように感じられるだろう。しかし、実は東や北にも広く伸びており、さらには奈良県とも隣接しているという広大な自治体だ。

田辺市の面積は約1,026平方キロメートルと、近畿2府4県でも最大。同市の面積は和歌山県全体の約22%を占めている。

紀伊半島深くに位置する熊野大社や龍神温泉も、和歌山県下の最高標高地点である護摩壇山も、田辺市にある。

和歌山県ではサイクリングの振興に力を入れていると聞く。しかし、紀ノ川沿いや公共交通機関に近い場所を除くと、まだまだ整備の行き届いていない道も多く、休憩スポットも不十分といえる。

同県がサイクリング振興を一歩前進させるためには、田辺市の全面的な協力が不可欠といえるのかもしれない。

大阪市を出発しておよそ9時間半。田辺市の西端に位置する紀伊田辺駅に到着した。

ここから白浜までは10km程度。あとは観光だけなので、一応のゴールと言っても差し支えあるまい。一同にどことなく安堵感が広がる。

しかし、きれいな駅である。それもそのはず、2019年に駅舎を全面リニューアルしたばかりらしい。しかも、駅に入っているセブン・イレブンは田辺市初出店だそうだ。

サイクルラックも完備。どうやらWAKAYAMA800の設置ポイントだったらしい。

長旅の余韻もそこそこに、目当ての寿司屋へ向かう……が。

なんと、お店には無残にもシャッターが降りており、そこには年末年始による臨時休業の張り紙が。この時期のことだ、少し覚悟はしていたが……。

できれば寿司か、あるいは海鮮的な何かが食べたい。

もともと串本では海鮮を食べる予定だった。その意味では田辺での昼食は何でも良かったのだが、ルート変更した今となってはどうしても海の幸が欲しくなる。

良き代替案はないものかとスマホを弄っていると、373氏から提案が入る。

この辺に、美味しい回転寿司があると聞いたことがあるんですが……

地元の方のご意見だ。これは十分に信頼できるのではないか。何よりも、海に近い街の、チェーン店ではない回転寿司……。

そう、海沿いの街の回転寿司というのは、非常にレベルが高いと聞く。

この年(2019年)の11月に実施した金沢行きライドでは、同市にある回転寿司が凄いという噂を確認するという目的があった(そんな目的を持っていたのは私だけである)。

ライド自体は達成したものの、諸事情により回転寿司を堪能することは叶わなかった訳だが……。

今、ここでその噂を確認するときが来たのではないか。結果としてのルート変更も、何か運命的なものを感じる。

満場一致でその回転寿司にしようということになり、駅舎のすぐ裏手へと自転車を走らせる。

着いたのはこちら。

廻鮮心鮨(かいせん こころずし)

廻鮮 心鮨 (紀伊田辺/寿司)
★★★☆☆3.18 ■日本海魚問屋直結! 鮮度と素材にこだわった本物志向の回転寿司 ■予算(夜):¥2,000~¥2,999

回転寿司に来たことは、実はあまりない。

こう言うとたいてい「へー普段は回らない寿司屋へ行くんですねー金持ちー」というお決まりの反応が返ってくるのだが、勿論、いつも回らない寿司屋へ行けるほど裕福だったわけでもない。

しかし、寿司は好きだ。特に、酒を飲むようになってからは寿司の美味さがわかるようになった気がする。

回転寿司は、何よりもその敷居の低さが良いと感じる。

目の前に流れてきた寿司は自由に取って食べられる。ひと皿あたりの値段もリーズナブルで手軽に楽しめる。欲しいネタも別途注文すればすぐに用意してくれる。

何を当たり前のことを……と思われるかもしれない。しかし、それくらいに回転寿司に行く機会がなかったのだ。

そんな敷居の低さが魅力の回転寿司だが、昨今のチェーン店の競争激化によって味やサービスがあまりに画一化されすぎたきらいがあり、どうにも魅力がない。

安くて当たり前、寿司以外のサービスもあって当然、味はまあ及第点といったところ。それ以上でも以下でもない。

「高級」な寿司をファーストフードの舞台まで引き下ろしてきた結果、その敷居の低さは魅力と同時に徒ともなり、回転寿司は「安物」という概念を色濃く漂わせるようになった気がする。

……それでも、回転寿司好きだけどね。

しかし、回転寿司にも例外が存在するのだという。そのひとつが、海沿いにある店だ。

いくら保存技術や運送技術が発達したとはいえ、海鮮の取扱いに関して強いアドバンテージを持っているのは、やはり漁港に近い海沿いの街であろう。

ネタの新鮮さは言わずもがな、肉厚で芳醇な磯の香りを蓄えた魚介の類いを求めてやってくる人も多い。そんな街の回転寿司で出される寿司は、ネタが高級店のものと変わらないと聞く。

地元近くで捕れた旬のネタがどんどん目の前へと流れてくるスタイルは、むしろ回転寿司=安物という印象が大きいからこそ、ウケるのかもしれない。

とはいえ、玄人は(誰だ?)「目の前で回っているのはただの飾りで、本命は個別に注文すべき」と語るそうだが。

それって一般の寿司屋とどう違うのだろうか……というツッコミはさておき、いざ店内へと進む。客の入りはまずまずといったところか。

テーブル席に座り、早速回っている寿司を……と思ったが、「本命は個別に注文すべき」という見知らぬ玄人の言いつけに従うこととする。回っている寿司を適当に流しつつ、本命らしきものを個別に注文。

最初に生本マグロづくしを。出てきたのがこちら。

流石にビールというわけにはいかないので、お茶でもって乾杯。

まずは大トロをとって一口。

美味い。確かに、回らない寿司屋で出てきても遜色ないレベルだ。脂が良く乗っていて、口の中でとろける。

続けて中トロ、赤身といただく。どちらもマグロの旨味が舌一杯に広がっていく。

大手回転寿司チェーン店だと大トロも100円で食べられることがあると聞く。しかし、大トロはその食感や脂の乗り具合から何度も注文するものではない。

そう考えると、上質な大トロ、中トロ、赤身の3貫が600円で楽しめるというのは十分に安いと感じる。

最初の一品で、この店は「できる」という確信がもてた。そのまま活〆づくしの真鯛、平目、カンパチもいただく。

こちらも新鮮で肉厚な魚の味がシャリとともに感じられる。

タダでさえ160kmの行程を終えて空腹を感じているというのに、こんなにも手軽に美味い寿司が食べられてしまうと、注文に歯止めがきかなくなりそうだ。

どれを食べても美味そうだったので、めいめい定番のメニューにも手を広げる。サーモン、はまち、イカ、鯖と、いずれも外れがない。

……牛タンは海沿いに関係ないだろ、とか言ってはいけない(寿司×牛肉好きなので)。

これ以外にも次々と注文。食べるのに夢中で、途中から写真を撮るのを忘れてしまった。

消費カロリーを取り戻すくらいにしっかりと食べた結果、お値段は2,500円程度。思っていたよりもずっと安い。

普段ならライドの昼食に出す値段ではない。しかし、ちょっと良いレベルの回転寿司としては十分すぎるほどにリーズナブルだと感じる。

海沿いの街の回転寿司は安くて美味い――まぎれもなく真実であった。

白浜観光その1:円月島

廻鮮心鮨を出て、時刻は13時半。

もはや急ぐ理由もなにもない。心置きなく白浜観光へと向かうことにした。

紀伊田辺~白浜あたりは373氏の地元ということもあり、彼の誘導で進む(結局最後まで引いてもらって申し訳ない)。R31からR33へ入り、30分もしないうちに白浜へと辿り着く。

白浜で有名な海鮮市場、とれとれ市場のすぐそばを走る。

ここは最後に寄るつもりなので、今はスルー。そのままR34へと進み、眼前に広がる海を眺める。

午前中は良い天気だったのだが、いつのまにか曇り空へ。なんともどんよりとした空気である。個人的には暗く心を荒ませるような海も嫌いではない。

そうこうしているうちに最初の観光スポット、円月島へ到着。

正式名称は高嶋というこの島は、夕焼けのスポットとして有名である。島の中央にある、海蝕によってできた穴を通じて夕日が見える様子を求めて、多くの観光客が訪れるという。

もちろん、この曇り空では夕日なんて望むべくも無いわけだが。それでも周りにはそれなりに観光客が集まっており、写真に収めるのも一苦労である。

ちなみにこの円月島。海岸からごく近い場所にあることから、干潮時には一応歩いていけるらしい(上陸できるかどうかは不明)。逆に、多少の潮位があればカヌーなどでも接近できるようだ。

いずれにしても、妙な形の岩だな……という感想が先に立つ。

あの穴の中心にロードバイクを置いたらある程度インスタ映えするかもしれないが、なけなしの「いいね」と引き換えにコンポーネントはすべて死に絶えるであろう(ちなみにインスタはやっていない)。

少し離れた場所で釣りをしている人がいる。あの人はどうやってあそこまで行ったのだろうか。

白浜観光その2:長久酒場

円月島を離れ、そのままR34を南に走る。次は私の希望でとある居酒屋へ寄り道することに。

もちろん、こんな時間から飲みに行くわけではない。朝飲み昼飲み好きの奴が何を……とか言わないで欲しい。飲酒運転は法律違反である。ダメ、ゼッタイ。

わざわざ開店前の居酒屋へ行くのには訳がある。

長久酒場

長久酒場 (白浜/魚介料理・海鮮料理)
★★★☆☆3.59 ■予算(夜):¥4,000~¥4,999

海沿いの道にぽつんと姿を表す、古い外観の一軒家。ここは日本三大居酒屋のひとつに数えられている。

別に、全国居酒屋コンテストなどというようなものを通じて居酒屋に順列を付けたわけではない。日本三大居酒屋とは、酒をこよなく愛するグラフィックデザイナー兼探訪家の太田和彦が自著で紹介したものだ。

(なお、「居酒屋甲子園」という、日本一の居酒屋を決めるイベントは実際に存在する。何をもって日本一とするのかは知らないが……)。

日本三大居酒屋はここ「長久酒場」のほか、東京・月島の「岸田屋」、大阪・天王寺の「明治屋」が該当する。私は大阪在住なので、機会があれば明治屋へ行ってみたい。

世の中、上品な居酒屋、酒やアテの種類が豊富な居酒屋、安い居酒屋、接客態度の良い居酒屋はごまんとある。

しかし、どれだけ良い酒や食材を揃えてみても、大量仕入れによって価格破壊を行ったとしても、あるいは徹底した従業員教育を行ったとしても、それが素晴らしい居酒屋になるとは限らない。

良い居酒屋の条件。それはたぶん「粋」かどうかなのだろうと思う。居酒屋のどの部分に粋を求めるかというのは人によって違うだろうが……。

ただ、日本三大居酒屋として太田が挙げている店を眺めていると、少なくとも彼の目線を通じての「粋」がぼんやりと浮かんでくる感じがする。それは、ただレトロなだけが売りの居酒屋とはまた違うものとなるだろう(レトロな居酒屋にも良い店はとても多いが)。

月並みな意見だが、そんな粋な居酒屋が醸成されるためには、酒と同じように長い時間が必要なのかもしれない。

それにしても、この長久酒場。自転車で来るにはなかなかハードルの高い店である。JR白浜駅からの距離は約5km。行きはともかく、帰りに自転車を押して歩くには時間がかかる。

現実的にはやはり輪行で路線バスを利用するべきか……などと考えていたら、自転車繋がりの知人であるdaicon氏及びDARUMA氏のブログにて、ここまで飲みに来た時の様子がきちんと説明されていた。

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路線バスも広くないので、輪行は2~3人が限界かもしれない。

いつか必ず行ってやるという気持ちを強くしながら、泣く泣くこの日は店を離れることとなった。

白浜観光その3:千畳敷

居酒屋への未練を断ち切るようにして(しつこい)、R34をさらに南下する。

途中、ジャイアントストアを発見した。

2019年4月にオープンしたばかりの新しい店舗だ。観光ホテルの1階に入っており、自転車の販売はもちろん、レンタルサイクルの利用もできる。

白浜周辺を通じて、和歌山における自転車振興の鍵となるか。まだまだ走りやすい場所とはいえないが、これがサイクリストにとってのよき風となることを期待したい。

R34の小さなアップダウンをくり返し、次の行き先である千畳敷が見えてきた。

千畳敷とは砂岩による大きな岩盤がなんとも不思議な地形を構成している場所であり、国の名勝にも指定されている。

邪魔にならないように人気のない場所を選んで記念撮影。

実際に行ってみると、年の暮れだというのに観光客で賑わっていた。こんなところにロードバイクを持ち込むのはおそらく我々だけだろう。

確かに、波による浸食でできたその地形は他ではあまり見られない。こういう景勝地が多いのが白浜の魅力のようだ。決してアドベンチャーランドだけではないのである。

ここから見える夕日は「日本の夕日百選」にも選出されているそうだが……この日の天気では致し方あるまい。

白浜観光その4:とれとれ市場

愛車と共に千畳敷の景色をぼんやりと眺めていると、時刻はもうすぐ15時前。

寿司屋を出たのが13時半である。寿司屋から千畳敷までの距離は約12km。そのうち、円月島、長久酒場、千畳敷は約4kmの範囲に密集している。

ロードバイクで回るにはあまりに短すぎる距離だが、それでも白浜らしさを少しは堪能できた。白浜から大阪までは有料特急を使っても2時間以上かかる。あまり遅くならないよう、少しずつ駅の方へと戻ることにした。

R34を逸れて白浜の内陸部、南紀白浜空港の方へ向かう。

373氏によれば、ここから東京への直通便が出ているらしい。わざわざ大阪を経由せずに一本で東京へ行けるというのは、他の地域に比べて大きなアドバンテージだと感じる。

それにしても、意外にアップダウンがきつい。ここまで既に180km以上走っており、微妙に脚が辛い。

3人でのんびりペースで登りをこなし、ふたたびとれとれ市場へと戻ってきた。

写真では伝わらないが、辺りからは海鮮バーベキューの香りが漂ってくる。寿司を食べたばかりだというのに、再び食欲が刺激される。

ここに来た理由はひとつ。なっち氏が年越しの酒を買うためである(もともとは道の駅すさみで買う予定だったらしい)。

準備に抜かりはないようで、サコッシュとリュックのふたつをサドルバッグに仕込ませていた。

なんという用意周到さ……私もリュックがあれば酒が買えたんだが

ダメよKeiOS、そんな重いものを持って私に乗ったらただじゃおかないから

わかっているよ。軽やかなお前の車体に重さは似合わない。ついでにエアロも似合わない。その証拠にほら、サドルバックもフレームバッグも持ってきていないだろう?

KeiOSさん、よかったらリュック貸しますよ?

いよっしゃあああああああ酒買うぜえええええ

(声にならない叫び)

かんにんや……しかたなかったんや……すべて酒がわるいんや……。

このあと、キュアラピエールからあらゆる罵詈雑言の限りを尽くして怒られたのは言うまでも無い。それでも許してくれるあたり、このツンデレさんはとても可愛い(可愛い)。

おそらく年末年始の食材を買いに来ているのだろう、市場内は地元の食材や特産物を買いに来た客でごった返している。

酒のアテも欲しいところだが……。

この日は和歌山が誇る銘酒「黒牛」のひとつ、「純米吟醸 碧山 黒牛」を購入した(写真は帰ってから撮影したもの)。

借りたリュックに一升瓶の重みを感じながら、元々なっち氏は道中で酒を購入して串本まで走る予定だったことを思い出す。それは流石に狂気の沙汰……。

幸い、とれとれ市場から白浜駅はすぐそこだ。のろのろと登りながら、位置エネルギーを利用して白浜駅まで下ってゆく。

白浜駅に到着。大阪からここまで約190km。長い道のりだった。

串本まで行けば200kmを優に超えたはずだが、流石にこの日のコンディションでは難しかったかもしれないと感じる。

駅前でパンダと一緒に記念撮影。

どうでもよい話だが、パンダは意外と獰猛な部分があるので、手放しで可愛いとは思えない。

373氏とはここでお別れ。無事に帰省できてよかったですね……(無事とは一体)。

くろしおで勝利の美酒を

なっち氏とふたりで愛車を輪行袋に入れながら、互いにひとつ気になっていたことを話す。

秋刀魚寿司が食べたい……。

以前に串本への縦断ライドを行った際に、十津川村の駅で食した秋刀魚寿司。空腹というスパイスを抜きにしても、あれは最高に美味であった。

田辺、白浜あたりには秋刀魚寿司があるはずだ。当初昼食に予定していた場所では、その秋刀魚寿司を食べるはずだったのである。

海鮮は回転寿司で堪能したが、秋刀魚寿司は別である。どうにかして食べられないだろうか……。電車の待ち時間を利用して、近くの店を調べてみる。

すると、駅のすぐ近くにある弁当屋と、駅舎内の売店に置いているのを発見。迷わずビールと共に購入する。どちらの店舗も残り1本だったので、運がよかったとしか言い様がない。

もはや思い残すことはない。最後に鉄道むすめの黒潮しららちゃんへ別れを告げて、くろしおに乗り込む。

……それにしても黒潮しららちゃん、可愛い。うちのキュアラピエールとどっちが可愛いとか野暮なことは言わない。

指定席につき、早速ささやかな宴の準備を始める。

本日のライドの終わりと、373氏の無事の帰省を祝して、乾杯!

秋刀魚寿司のなんともいえぬ素朴なビジュアルよ。あまり流通しておらず、この辺りに来た時にしか食べられない。

脂の乗った秋刀魚とシャリをビールとともに味わうのは格別だ。年内にもう一度食べられるとは……。

目的地の変更はあったものの、こうして年内最後のライドは無事に幕を下ろした。

結びにかえて

年内のラストにしてはなかなか強烈なエクストリームライドだった。

自転車で串本へ行くならR42経由が楽だと、多くの人が言うだろう。

しかし、R42の道はお世辞にも綺麗とはいえない。交通量も多く、アップダウンもそれなりにある(白浜から先はさらにアップダウンがきつくなるらしい)。

輪行によるエスケープの難しさを無視すれば、以前に走った五條~新宮間を結ぶR168を進む方が難易度は低いように感じる。

R168は五條を過ぎると新宮へ抜けるまでエスケープできないのが難点だが、いくつもの舗装された区間があり、他方で交通量は少ない。しかも、道の駅吉野路大塔(五條から25km程度)を過ぎれば、基本的に下り基調で新宮まで到達できる。

ただ、一度はR42経由でも串本へ行ってみたい。天気の良い日、時間の経過と共に海を眺めながら走るというのは単純に楽しそうな気がする。

近いうちに串本への再訪を心に決めて、この年最後のライドを終えた。

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