前書き
大阪府のもっとも北に位置する街、能勢町。
四方を山と川に囲まれた、長閑な町である。コンクリートジャングルからかけ離れた田園広がる風景を眺めていると、大阪にもこのように自然豊かな場所があるのだと気づかされる。
近くに住むサイクリストにとっては、それなりに馴染みのある町といえるかもしれない。
北摂ヒルクライムスポットのひとつ、妙見山はこの町にある(コースの大半はお隣の豊能町だが)。或いは、亀岡方面や篠山方面へと抜ける際にもこの町を通過することが多い。
今回はそんな能勢町そのものを目的地とすることにした。理由はこれである。
お浄&るりりん。能勢町の伝統芸能「能勢の浄瑠璃」における人形浄瑠璃の擬人化プロジェクトによって誕生した、能勢町公認のPRキャラクターである。
クールだが人一倍浄瑠璃を愛しているお浄。
天真爛漫で明るくポジティブなるりりん。
能勢町では至る所でこの二人の姿が見られる。
町の観光案内、人形浄瑠璃のモチーフに振興ポスター、ふるさと納税の返礼品グッズ、さらには印鑑登録証明書のデザインなど、まさに能勢町の第二の顔といえる存在である。
そんなお浄とるりりんのフェアが能勢町で開催されていると聞く。
このフェア、るりりんの誕生日である10月28日にちなんだものだ。なお、お浄の誕生日(6月2日)である6月にもやはりフェアを開催している。
この期を逃すと次は来年になってしまう。ぜひとも行かねばならぬと、同好の士を集うことにした。
参加者は以下の通り。
ふぃぼなっち氏(@nacci_contact)
373氏(@m_alice)
KeiOS(@kei_os_)
思えば3年前(2019年)、はじめてお浄とるりりんに会いに行ったときもこの3人だった。
これも何かの縁だろうか。
ところで、能勢町にはお浄とるりりんに会えるスポットがいくつかある。
一番有名なのは能勢町における浄瑠璃文化の発信地、淨るりシアターだ。前回はこの場所へまっすぐ向かった。
しかし、せっかく行くならお浄&るりりんに会えるスポットを全部まわりたい。そこで、以前訪れた際に入手した彼女らの公式ファンブックを紐解くことにした。なお、このファンブックは能勢町で無料配布している(2022年10月時点)。
公式ファンブックによれば、スポットは次の8カ所である。
1.下田の交差点
2.能勢町観光物産センター(道の駅能勢(くりの郷))
3.ノセボックス
4.観光センターくるす
5.淨るりシアター
6.東郷観光案内所(能勢けやきの里内)
7.けやき資料館
8.野間稲地(国道477号線沿い県境)
この8カ所のほかに、お浄とるりりんがラッピングされた移動販売者やゴミ収集車などがある。移動中に会えるかどうかは運次第だ(過去に一度だけ目撃したことがある)。
公式ファンブックを眺めながらスポットの位置を確認し、ルートを作成。
出来上がったのは池田市から合計50km程度で回れるルートだ。さくっと走れそうな感じがする。
さあ行こう、おおさかのてっぺんへ。
ちなみに、この日のライドの様子は一緒に走ったなっち氏のブログでも紹介されている。是非とも読まれたし。
意地でもトンネルは抜けない
2022年10月30日 日曜日
午前6時過ぎに起床。
いつものようにのろのろ準備を済ませて、7時半に出発した。
朝の十三大橋を渡ってR176へ。
神崎川沿いの道に入る。
池田方面へ抜けるにはこの道が一番早い。ただ、雨上がりの日は道がぬかるんでおり、車体が汚れてしまうのが難点だ。
途中、大阪空港の側を通る。飛行機が離着陸する姿を収めようと、朝からカメラを構えた人たちが道沿いに集まっていた。
その間、同じ道を使うサイクリストにどんどん抜かれていった。集合時間には十分間に合うので、ゆっくりペダルを踏み込む。速く走るだけがサイクリングの醍醐味では無いのだ。まあ、早く走れない言い訳でもあるが。
池田市のあたりで河川敷に下って暫く。何やら後ろからラチェット音が聞こえる。これも先に行ってもらおうと思った矢先、「おはようございます」と声をかけられた。
なっち氏だった。事前に10分ほど遅れるとの連絡があったはずだが……彼の脚力ならなんとなく間に合うような気もしていた。
集合時間となる午前9時ちょうどに、ローソン池田新町店に到着。
見れば、30人近いサイクリストが集結している。どこかの考えなしが30人も集めてグループライドでも企画したのか? 「なるほど、全員五月山送りだ」などと思ったが、単純にいくつかのグループがこの時間に偶然集まっていただけのようだ。
サイクリストの群れのなかから、373氏を発見。
到着後、さっそくなっち氏の布教活動が始まる。
大阪の温泉むすめ、犬鳴山命ちゃんの缶バッジが373氏に手渡された。これでめぼしいメンバー全員に缶バッジが行き渡ったのではなかろうか。なっち氏、素晴らしきヲタクの鑑である(めっちゃ褒めてる)。
休憩もそこそこに出発。
現在使用しているBOMBTRACK EXEは、手持ちのガーミンマウントがハンドルに取り付けられない(ハンドルが太い)。なので手元でナビを確認できないのだが、今回のルートは自分で引いたのである程度覚えている。しばらく先頭を走ることにした。
R173を北上する。道はそれなりに広いが、その分車も多い。注意しながら走る。
R477との分岐点、能勢電鉄の一の鳥居駅のあたりを過ぎると、交通量も落ち着いてきた。
そのままR173をまっすぐ北上すれば能勢町に着く。しかし、たどり着くまでにはいくつかのトンネルを抜けなければならない。
しかも、能勢町は標高200以上の場所にあるので、トンネルは登り基調となる。
いくぶん交通量が落ち着いてきたとはいえ、それなりに車が多いことに変わりない。なので、少し迂回してでもトンネルを避けるルートを設定していた。
途中、r68の細い道に入る。
能勢電の下を抜けて川沿いを走り、短く急な上り坂を越えた。
小さなトンネルをくぐると、一庫ダムがお出迎え。このダムがある知明湖沿いにすすめば、R173のトンネルはすべて回避できる。
さすがに車もバイクもほとんどいない。信号もなく走りやすい道だが、小さなアップダウンがある。無理せず進む。
やがて湖を抜けるとR173に合流。しかし、トンネルの直前で側道に入り、これをやりすごす。意地でもトンネルは使わない。
川沿いの道を走りながら暫く。そこはもう能勢町のなかだった。
こんなにあるのか! お浄&るりりんに会えるスポット
下田の交差点
最初にやってきたのは下田の交差点だ。
R173を南から能勢町に入ってしばらくしたところにある大きな看板に、お浄とるりりんがいる。
こんな感じである。
看板の端からちょっと覗くようにしているのが可愛い。
思えば、私がお浄とるりりんの存在を初めて知ったのもこの看板だった。R173を走っていれば必ず視界に入る。帰ってから調べてみて、能勢町に公認PRキャラクターがいることを知った次第である。
それにしても、看板を設置してからどのくらい経っているのだろうか。近くでよく見るとひび割れや色褪せなどが見える。長く維持してもらえればと思う。
能勢町観光物産センター(道の駅能勢(くりの郷))
下田の交差点からR173を北上。約1kmの地点に次のスポットがある。
道の駅能勢(くりの郷)。
それなりに規模の大きな道の駅で、レストランが併設されている。
地元の特産品を求めてか、駐車場はほぼ満車状態だ。それなりに人が多い。
自転車をサイクルラックに停める。ふと隣をみると、のぼりにお浄とるりりんを発見。ホント、いろんなところにいるんだな。
道の駅の敷地内には能勢町観光物産センターがある。
センター内には能勢の特産品がずらりと並ぶ。地元で採れた野菜のほか、特産品である栗を使ったスイーツ、さらには能勢の銘酒「秋鹿」などが販売されていた。
流石に酒はリュックがないと持って帰れない。
施設の奥まで進むと、そこにお浄とるりりんがいた。公式ファンブックでは季節によってディスプレイが変わるということだが、コロナ禍の時期はアマビエのようだ。
イベント情報欄にはその公式ファンブックの配布案内や、レンタルサイクルの紹介ポスターが貼ってある。ちなみに能勢町でレンタルサイクルを使うとお浄&るりりんのステッカーがもらえるらしい。
ライドでR173をメインに走ることはないので、この道の駅を使うこともほとんど無い。しかし、こうしてみると興味をそそられる品が多く並んでいる。能勢町、なかなかに侮れない場所のようだ。
ノセボックス
次の目的地も同じくR173沿いにある。道の駅能勢を出て、やはり約1kmほど北へ進む。
栗栖の交差点に差し掛かるところで、左手にスーパーが見えた。ノセボックスである。
地元民御用達のスーパーといった感じで、それなりに広い。
ここではお浄とるりりんの等身大パネルが入口でお出迎えしてくれると聞いていたのだが……。
いない。入口にも、店内のそこかしこを見渡してみても、お浄とるりりんはいなかった。
等身大パネル、見たかったんだけどな。今はお休み中なのだろうか。
ちなみに能勢町を走るお浄&るりりんラッピングの移動販売車は、このノセボックスのものらしい。
ゴミ収集車のほうは見たことがあるのだが……こちらも一度お目にかかりたいものだ。
観光センターくるす
時刻は11時過ぎ。昼食には少し早い時刻だが、お腹がすいてきた。
せっかくなので、昼食も何か能勢にまつわるものとしたい。そんなことを考えながら前日ルートを引いていると、ちょうどスポットのひとつである「観光センターくるす」が食事処であることに気がつく。
ノセボックスからは1kmも離れていない。軽くペダルを回していたらすぐに着いた。
観光センターくるす
この大きな提灯はR173を走っている時に何度か見た記憶がある。
店先のディスプレイにお浄とるりりんを発見。ちょっと色褪せてしまっているが……。
店内に入り、大きなテーブルに通される。店の大将手作りのテーブルらしい。上手に出来ている。
さっそくメニューを確認。
な、なんだこれは……。丼やうどんを中心とした定食屋のようだが、メニューがやたらと豊富である。一体何種類あるんだ。
しかも、鶏や鴨、豚、牛はまだわかる。それに加えて猪に雉、まさかの熊まで扱っているとは。
価格もそれなりにリーズナブルで、どれにしようか目移りする。
せっかくなので、地元のものを食べたいと思う。能勢はそれなりに猪肉を扱っているようなので、373氏と私はしし丼をセレクト。なっち氏はしし鍋定食を注文した。
待っている間に、どんどん客が入ってきて店内を満たす。なかなかの人気店のようだ。
しばらくして、出てきたのがこちら。
見た目はオーソドックスな卵とじ系の丼だが……さて、お味はいかに。
さっそく一口。
美味い。噛んだ瞬間、猪肉の旨味が広がる。豚肉に似た感じだが、歯ごたえは猪肉のほうが強い気もする。
甘みのある出汁をベースにした卵とじが猪肉に絡み、想像通りの味とその斜めを行く食感をもたらしてくれる。
また、丼に少し乗せられた味噌をつけて食べると、一気に味が変わる。普通の味噌よりもずいぶん風味が際立っており、これはこれで面白い。
鍋のほうも1人前にしては量がたっぷりで、なんとも興味をひかれる。
味、量、価格。いずれも申し分なし。能勢の美味いものを高いレベルで堪能できた。
観光センターくるす、お浄とるりりんのスポットであることを差し引いてもまた来たくなるまんぞくであった。
……ところで、どの辺りが「観光センター」なのだろうか?
淨るりシアター
お腹が満足したところで、本日のメインスポットへと向かう。といっても、次の目的地も観光センターくるすから1.5km程度しか離れていない。なんともゆるやかなポタリングの雰囲気である。
r54を進み、畑の真ん中を突っ切る小さな道に入る。その先に、立派な雰囲気の建物が見えてきた。
淨るりシアターである。
能勢の伝統芸能である浄瑠璃文化の発信地である。ホールも併設しており、普段は浄瑠璃以外のコンサートやライブにも使用されているようだ。
そして、お浄とるりりんに出会えるメインスポットでもある。
入口では「お浄&るりりんフェア開催中!」の看板。
施設内には浄瑠璃文化を伝える展示が並ぶ。これだけ見ても中々に立派な施設だ。
1階の奥には今回のフェアによる展示がお出迎え。おお、なかなか気合いが入っている。
そういえばハロウィンの時期でもある。魔女のコスプレをしたお浄と、黒猫るりりん。コレは良いものだ。
誕生日のケーキも準備。おめでとうそしておめでとう。
それにしても、展示前列に並ぶぬいぐるみの種類がわりとカオスだ。
左側がミッフィー、真ん中に11ぴきのねこと、おさるのジョージ、右側はノンタンか。ここにちいかわやモルカーあたりが並んでいても違和感はない。ただし○○○○、テメーはだめだ。
シアター内ではグッズが販売中。なっち氏が今日のためにサコッシュを貸してくれたので、いくつか購入していくことにした。
べ、別にオタクじゃないから! これは能勢町への貢献なんだから!
……やはりこういうときのために、サコッシュやリュックは用意しておこうと思う。
(おまけ)豊中高等学校能勢分校
ひとしきりお浄とるりりん成分を堪能し、次のスポットを目指す。
r54からr732に入り、本日のちょっとした登りへ。なっち氏がどんどん先へと登ってゆく。一番グッズを買い込んでいたのでコンディションが絶好調なのだろう。
やがて下りへと転じるが、途中で脇道に逸れる。
その先にあったのは学校だ。
豊中高等学校能勢分校
なぜこんな所に立ち寄ったのかというと、ここはお浄とるりりんが通っている高校なのである。彼女たちはこの分校の1年生でクラスメイトだ。
もちろん設定上のことだけで、校内に何かがあるわけではない。当然ながら、関係者以外は立入できないようだ。校門は普通に開いているが。
この分校、もとは大阪府立能勢高等学校であった。定員充足率の低下や財政上の問題などもあって、豊中高校の分校という形となったらしい。
こう言っては何だが、周囲は特に何もないところだ。しかし、ここにお浄とるりりんが通っていると思うと、それも悪くないなどと思ってしまう。長く存続してほしい。
東郷観光案内所(能勢けやきの里内)
再び出発し、すぐ先にあるR477に合流。京都方面では酷道と名高いR477だが、能勢町あたりの道は走りやすい。
まっすぐ南へと向かう。
ちょうど野間の大けやきがある交差点の手前に、次の目的地があった。能勢けやきの里である。
地元の人たちが野菜や果物、ジャム・はちみつなどを販売している、市のようなものだ。
敷地内に入ると、大きな能勢マップの両隣にお浄とるりりんを発見。ほっこりする。
マップを眺めてみると、R173とR477に挟まれるようにして町が存在しているのがよくわかる。どちらかというと栄えているのはR173側のほうか。
一方、町役場や高等学校などはちょうど町の真ん中あたりに位置している。当然といえば当然か。流石にここでの生活には車や自転車が必須だろうけれども。
マップの下でも、さりげなくお浄とるりりんが良い仕事をしていた。なお、公式ファンブックはここでも手に入るようだ(2022年10月時点)。
けやき資料館
能勢けやきの里を出て、そのすぐ先にある野間の大けやきへ。
北摂を中心に走るサイクリストなら、ここを訪れた人も多いだろう。小さな公園のような感じで整備された場所にある大けやきは、なかなかの迫力である。
高さ27メートル、幹まわり13メートルもあるその雄大な巨木は国の天然記念物に指定されている。
いつもなら自販機で飲み物を買い、大けやきを眺めながら小休憩というところだ。だが今回は敷地内の「けやき資料館」に用がある。
資料館の中へ入ると、真ん中にけやきの切り株が鎮座している。
けやきに関する資料がならぶ中、工芸品や飲み物、さらにはお浄とるりりんのグッズも少量ながら販売している。
確か、このふくろうのデザインは淨るりシアターには無かった。商売上手だな!
ところで、この資料館にはアクリルフィギュアが展示されていると聞いていたのだが……。見渡してみても、それらしきものが無い。ノセボックス同様、こちらも今は展示されていないのだろうか。
ちなみに資料館の端の方には、前かごにるりりんが付いた自転車がおいてあった。おそらくレンタルサイクル用だと思われる(資料館では借りられないようだ)。
この日はだいぶ走りやすい気温であったが、流石に喉が渇いていた。せっかくなのでめいめい飲み物を購入する。ハロウィンの関係か、サービスでお菓子をひとつ頂いた。
購入したのは柚子サイダー。
箕面の柚子を使用とあるが、生産地は能勢町である。オレンジやレモンとはまた異なる、爽やかで優しい味だ。
目当てのアクリルフィギュアはなかったものの、どこかまったりと寛ぐことができた。今後も資料館を積極的に利用したいものだ。
野間稲地(国道477号線沿い県境)
再び出発し、最後の目的地へと向かう。といっても、そこには建物などがあるわけではない。
R477に戻り、小さな坂を登る。見た目は急だが短いのでさほど辛くもない。
登り切った先は兵庫県との県境だ。その県境に、大きな看板が見えた。
看板の上に、お浄とるりりんの姿が。
特産品の「銀寄栗」をモチーフにした衣装をまとっている。ふぬぬこれもかわいい。
最初に訪れた下田の交差点と同じく、能勢町へのお出迎え、そして見送りをしてくれる。つまり、R173とR477のどちらからアクセスしてもお浄とるりりんに会えるわけだ。やってくれるな、能勢町。
あとは京都との県境にも看板を置けば、能勢町はお浄とるりりんに囲まれるわけだ。お浄&るりりんによる圧倒的包囲網! というわけでやってみませんか能勢の偉い人。
ちなみにこのR477の看板ができたのはちょうど3年前(2019年)。2022年の時点では一番新しいスポットだ。
最後にこれを見ておきたかった。また来るよ。お浄、るりりん。
……その頃には愛車つばめが戻ってきていると良いが。
結びに代えて
その後、R477からR423を経由して一気に下り、池田市まで戻ってきた。
373氏とは池田市で解散。なっち氏とは猪名川沿いの道を途中までご一緒してからのお別れとなった。
……などと思っていたら解散後に猪名川沿いの対岸からなっち氏に盗撮されていたようだ。
帰宅後、本日購入したグッズをあける。
ふむ、なかなかに可愛い。それだけに、もう少し購入しておいても良かったかもしれないなどと独りごちる。まあ、また行く理由ができたと思うことにしよう。
「お浄とるりりんに会えるスポットを全部回る」ことを目的として作成した今回のルート。池田市のローソンを発着地としての走行距離はちょうど50kmである。
たぶん、全スポットを効率よくまわるならこのルートが最適解だと思う。なおかつ、初心者にも十分薦められるルートだと感じる。
ランチスポットは満足のひとこと。アップダウンもそれほどきつくはないので、自然に囲まれながらのんびりと走るのにも向いている。
能勢町、これからも是非訪れよう。